施術したその日に帰れたりプチ整形というネーミングに惑わされ、
手軽になってしまった整形ですが、リスクについては知っておく必要があります。
美容整形の恐ろしいリスクとは?依存は危険?
いくつかリスクがある中でもっとも重要なのが副作用についてです。
まずは、成分です。
シリコンに含まれている合成樹脂は本来身体の中にあるものではないため、
拒否反応がおきる可能性があります。
プラセンタ注射に含まれているたんぱく質アミノ酸はアレルギー反応が起きる可能性があります。
意外に施術の効果は知っているのだけど、
どんなものを使っているのかまでは知らない人が多くそのリスクはかなり高いものでしょう。
また、鼻を高くする手術にはプロテーゼを入れることが多いのですが、
日が経つと異物を外に出そうとしプロテーゼが皮膚から浮き上がってきたり、
最悪皮膚から飛び出してくることもあります。
エラを削った場合も神経を損傷し涙が止まらなくなるなど、日常生活に支障をきたすこともあります。
そんな美容整形ですが、副作用がでた際に訴えずらいというリスクもあります。
副作用が出たらまず施術をした病院に行くでしょう。
しかし、大学病院以外どこの美容整形外科も約5年でカルテを破棄している所が多く、
例えば目を大きくしたくて埋没手術を行い数年後糸は溶けると言ったのに糸が溶けずに失明しかけたとしても、
カルテが残ってない場合などはそんな事言っていないと誤魔化されることもあります。
また、施術した医師が居なくなっていた場合なども同じようなことが言えます。
次にご説明するのは依存すると危険かどうかです。
依存と聞くとアルコールやドラッグ、ギャンブルのイメージで整形と依存は結びつきにくいですが、
整形依存症という病名がつけられるほど近年依存する方は増え続けています。
整形の依存は一回の整形では満足せず、
次々と自分の顔の改善部分を見つけ出し整形を止められない状態です。
この依存には危険性が潜んでいます。
まず一つ目は、整形に依存する人はパーツごとにこだわる傾向があり、
結果的に全体のバランスが悪くなり何度も整形を繰り返すという蟻地獄のような状態になります。
そこで危険なのが医療手術ですが必ずとも成功するとは保証できないということです。
そこには副作用や最悪命に関わることもあります。
繰り返すということは必ずしも良い事だけではないのです。
二つ目は危険なこと・異常なことに気づかないということです。
「ゆでカエル効果」と呼ばれるのですが、急に危険な状態になれば人間は気づくのですが、
ゆっくりと状況が悪い方向に変化していくと人間は本当に危険な状態になるまで気づかないのです。
さらに危険なのはその「ゆでカエル効果」に様々現象が併用し依存を高めていくということです。
代表的な効果は「コンコルド効果」です。
ここまで整形してきたのだからやめるのはもったいないという、
強迫観念に似たものが依存を高めていきとても危険です。
次に説明するのは「フレーミング効果」です。
誰にどう思われようとも何を言われても気にせず、
自分の世界でしか判断が出来ない状態です。
こうなってくると他人から見れば明らかにおかしいのに本人には分からず、
無意味な整形が続き依存を高めていきます。
後悔しないで美容整形を受ける方法や依存しない方法
整形にはコンプレックスを無くすというところでは、人を幸せにするのかもしれません。
しかし、リスクや依存を考えると不幸へも導く可能性もあるのかもしれません。
ここでは、後悔・依存せずに済む方法をご紹介したいと思います。
まずは、後悔しない方法です。
一つ目は、病院選びは慎重にしましょう。
HPを隅々までチェックし体験談や口コミなど評判の良し悪しは重要になっていきます。
また、実際に行ってみて病院の雰囲気や清潔感、医師がどんな人物であるかを細かく調べましょう。
二つ目は疑問点があればとことん聞くことです。
前もって調べていても医師とカウンセリングしていると「えっ?」と思うことはあるものです。
そこで、聞くのも悪いなと思わずに納得いくまで聞きましょう。
三つ目は自分の希望をまとめておくことです。
これは依存しない方法にも繋がるのですが、
曖昧な希望だと医師も困りますしお互いの理想がズレて、
後悔する整形になってしまいます。
次に説明するのは依存しない方法です。
一つ目は具体的な目標(理想)を定めることです。
「お人形さんのように」「芸能人の~さんのように」のように抽象的だと、
不必要な整形を繰り返し依存していくのです。
ここで繋がるのが計画的にすることです。
自分には何が必要なのかを把握し終わりのある計画をたてましょう。
二つ目は周りの意見を聞くことです。
自分だけの秘密にしておきたい人もいるかもしれませんが、
第三者の意見というものは依存しない為には大変重要になってきます。
特に、私達よりも知識のある医師の意見は貴重なものです。
三つ目は目に見えないことを幸福に思うことです。
依存している人と依存していない人では幸福感の大きさが違います。
依存している人は「鼻が高くなった・目が大きくなった」のように目に見えることに幸福感を抱きやすいです。
しかし、そうではなく整形したことによって「自信がついた、前向きになった、素敵な人と出会えた」のように、
目に見えないことに幸福感を抱きましょう。
このような点に気を付ければ整形は怖いものではなく、
人を幸せにする一つの手段なのかもしれません。
様々な情報が行き交う現代ですが、
自分に必要なことを確実に導き出し幸せなライフスタイルを見つけましょう。