概要
フラクショナルレーザーは、レーザーを照射し肌に見えない小さな穴を開けて、
新陳代謝を促すことによりシミやニキビ跡、そばかすを消す効果のある治療法です。
フラクショナルレーザーの効果! メリット、デメリットは?
従来、肌の再生は難しいものとされていましたが、この治療法により肌の再生が可能になりました。
フラクショナルレーザーは、肌の整形とも言われています。
アンチエイジング効果もあり、肌のたるみなども解消されるようになりました。
フラクショナルレーザーのデメリット
まずはデメリットですが、フラクショナルレーザーは従来のレーザー治療に比べて痛みが軽減されるようになりましたが、
それでも照射の出力や個人の痛みの感じ具合によってかなりの痛みを感じる方もいらっしゃいます。
あまりにも痛い場合は表面麻酔を塗ってもらったり、照射の出力を下げてもらったり、
照射の間隔を開けてもらうなどの対策を取らなければならないほどです。
更には費用が高いこともデメリットとしてあげられます。
アンチエイジングや凸凹したニキビ跡に効果的なのですが、一回の治療に数万円がかかります。
また、数か月から半年は治療のために病院に通わなければいけないため、その分の通院費などがかかってしまいます。
フラクショナルレーザーのメリット
フラクショナルレーザーは、レーザーを照射する治療法ですが従来のレーザー治療は痛みも麻酔をしても耐え難いほどの痛みがあり、
治療後は日焼けをしたように真っ赤になったり、かさぶたが出来て人前に出ることもメイクをすることもできないなどの
ダウンタイムと言われる治療後の炎症が収まらない期間が長いものでした。
その2点を改善するには刺激を弱くすることがあったのですが、
弱くすると効果があまりでないのでなかなか改善しにくいものでした。
しかし、フラクショナルレーザーはそのような改善点を一新する新しい治療法です。
刺激が強くないのにきちんと効果のある治療法なのです。
確かに施術の際に痛みは生じますがそれは照射の出力を下げたり、
表面麻酔を塗ったりときには局所麻酔をしてもらうことにより軽減することができます。
痛みを我慢することはないのです。更にダウンタイムについてですが、赤みやヒリヒリ感は一日で収まります。
かさぶたができますがこちらは一週間ほどで剥がれてきます。
ですので、全体のダウンタイムは一般に十日ほどと言われています。
メイクも施術の翌日からできますから普通に生活をすることが可能です。
フラクショナルレーザーで肝斑や色素沈着を治せる?
フラクショナルレーザーでは様々な皮膚の悩みを解消することができます。
その悩みの中には肝斑や色素沈着も含まれています。
外的な治療が難しいと言われてきたその両者にもフラクショナルレーザーは効果的なのです。
肝斑とは主に両方や額、鼻の下などに左右対称にできる淡いシミのことです。
しかし、普通のシミだと思っていたら肝斑だったという場合もあるほどシミに似ているのですが、肝斑とシミは原因が違います。
肝斑の原因ははっきりとはしておらずピルの副作用や閉経後に治ったという例もあることからホルモンバランスの乱れが原因ではないかと言われています。
そして、シミと同じように美白成分のある薬やサプリメントを飲んだり、
同じく美白成分のある化粧品をつけたりしたとしても逆効果だったりします。
また、ほくろ除去をする従来のレーザー治療では濃くしてしまう可能性があります。
しかし、フラクショナルレーザーなら炎症を引き起こさないぐらいのレーザーを肌にあてることで、
色素やメラニンを集中的に壊していき肝斑を薄くしていきます。
さらに、フラクショナルレーザーは皮膚に穴をあけるのでそこを補おうとコラーゲンが活発になり、
お肌のハリやツヤが再生され新たな皮膚へと導き肝斑を薄くすることが期待できます。
色素沈着の原因は異常に発生したメラニン色素や内出血したことが残ってしまった場合などがあげられます。
簡単に言うとニキビや老化、日焼けが主な原因です。
その悩みにもフラクショナルレーザーは効果的です。
ニキビ跡の色素沈着は色素自体が薄く従来のレーザーでは反応せずに取りきれませんでした。
でも、フラクショナルレーザーなら色素の濃さに反応するのではなく水分に反応するので、
色素が薄くても反応して取り除いてくれます。
いかがでしたでしょうか。今まで肝斑や色素沈着ができてしまった場合は、
加齢だから、ニキビ跡はどうしようもないから、と諦めていた方も多いのではないでしょうか。
しかし、フラクショナルレーザーが開発された今、それらを諦めることはないのです。
フラクショナルレーザーはそれらのものに対して効果があります。