一重、団子鼻、エラの張ったアゴ・・・
思春期は成長過程で顔立ちや体型が理想とは程遠い経過を進むこともあり、自分の容姿に悩んでいる高校生はたくさんいます。
今では小学生でもメイクやファッションに気を遣う時代。
見た目の悩みがきっかけで性格まで暗くなってしまうくらいなら、深みにハマる前に美容整形も視野に入れてみては?
今回は、高校生や10代で美容整形を受けることについて紹介していきます。
美容整形は高校生でも受けられる?リスクは?
まず、結論から言うと高校生でも美容整形を受けることはできます。
クリニックの方針にもよりますが、原則は未成年なので保護者の許可があれば施術可能なクリニックがほとんどです。
クリニックによっては、学生証の提示で学割が効くような所もあり、美容整形の若年化が一般的になっていることが分かります。
ただ、高校生で美容整形を受けることには成人してから受けるよりもリスクが高いことも理解しておいた方が良いでしょう。
まず、思春期、成長期であるということ。
中学、高校時代に集団の中心にいたような一部のモテ女子を除けば、
ほとんどの人がこの時代は自分の見た目にどこかしらコンプレックスを持ち、暗黒の時代として大人になってからも写真を人に見せたがらないものです。
それは、成長過程のホルモンバランスや部活の運動量など様々な要因によって、ニキビや脂肪などになって表出してくるから。
実はちょっと我慢すると、20代に入った途端に痩せてきれいになったり、化粧品の効果を実感できたりもするんです。
でも、骨格や遺伝から明らかに治らないと分かっているようなパーツのお悩みは成長過程では説明がつきません。
両親が厚ぼったい一重まぶたなら、痩せてもだいたいぱっちり二重にはなりませんし、
アゴのエラなどはメイクでできる小顔効果には限界があり、やはり骨を削った方が根本的なコンプレックス解消になるでしょう。
つまり大切なのは、高校生ならではの不安点をきちんとカウンセリングを受けてしっかりと整理し、解決した上で美容整形に臨むことです。
「高校生で美容整形をしたい!!」と切実に思っている人はあなたの他にも沢山いますが、
その悩みが本当に美容整形でしか解決できないものなのか?
また、美容整形で見た目が大きく変わることで集団生活における別のリスクは発生しないか?
お金もかかる問題ですので、ご両親も一緒にカウンセリングを受けることがお勧めです。
親御さんが賛成でも反対でも、まずカウンセリングには同伴してもらうべきでしょう。
ドクターとのやりとりの中で、あなたの悩みの強さや根本的な解決法に気づいたり、
先入観でダメと決めつけている「整形」のイメージが変わり、応援する側に回ってくれるかもしれません。
いずれにしろ、お腹を痛めて産んだあなたの見た目が人工的に変わることはお母さんにとっても本人と同じくらいの大イベントになるのです。
関わる人全員がきちんと納得できるようにカウンセリングは複数回、またクリニックも一カ所に決めてしまわず、
複数箇所で受けて親身になって相談に乗ってくれるクリニックを見つけましょう。
高校生といった10代の美容整形への需要は?
実際、今では小学生でさえも美容整形する例があるほど、美容整形の若年化は進んでいます。
見た目に悩みの無い10代なんてほとんどいません。
そして、昔に比べて美容整形の技術も進んでいる事や、親の世代でも美容整形を受けている人が多くイメージが変わってきていることもあり、10代の子と美容整形の距離感が縮まっているのも事実です。
一昔前だと美容整形には失敗のリスクも高く、かかる費用も子どもに出せる金額ではないため、一部のセレブや特殊な業界の人、ワケありの人がやっているというイメージでした。
でも近年では、韓国アイドルのブームなどで整形が当たり前という文化が流入してきたり、
技術が進んで部分的な施術なら「プチ整形」と呼ばれるくらい気楽に、低価格で行なえるようになったりして一般的にも広く美容整形を受ける人が増えてきました。
10代といった高校生が美容整形をすることリスクはありますが、メリットもあります。
それは、単に見た目が可愛くなるというだけではなく、性格・友達関係など美容整形で根本となる悩みを解消することができます。
実際に高校生で美容整形を受けた体験者からは、
「自分をブスだと認識するようになってから内向的になってしまい性格も暗く、友達も少なかったけど見た目に自信が出たら明るくなれて友達の種類も変わった」
「見た目で判断されるのが怖くて男性不信だったけど、整形してからは男性の自分を見る目も変わった気がして、積極的に関われるようになった」
など、容姿へのコンプレックスが性格にも影響してせっかくの青春時代を陰気なものにしていたこと、
そしてそれが美容整形によって180度変わった!解決した!という喜びの声が多いですね。
他人からすればほとんど気にならないような些細なことかもしれません。
でも自分自身がそこにコンプレックスを持っている限り、人がいつもそこを見ているように感じるし、
自然とうつむきがちになったり人との密なコミュニケーションを避けがちになったりもしてしまいますよね。
負の考え方は負のサイクルを生みます。
見た目を改善することだけで前向きになれるなら、美容整形は容姿以上に心の悩みの解決に効果的な方法と言えるでしょう。