概要
ぽってりとしていて程よく厚みのある唇は女性らしく、セクシーな印象を与えます。
逆に薄い唇はクールに見えたり幸薄そうな印象を与えてしまいます。
最近では厚みのある唇に加えて口角の上がったアヒル口も女性の間で人気があります。
もちろん口角のキュッと上がった唇は男性から見ても魅力的でしょう。
そんな好印象を与える唇に憧れる人は多いです。
そんな願いを叶えるのが整形ですが、唇に厚みを持たせたりアヒル口にする最も手軽な方法としてヒアルロン酸の注入があります。
まず、施術前に知っておきたいポイントはヒアルロン酸注射のメリット・デメリットです。
唇のヒアルロン酸でデメリットは?
数か月で元に戻ってしまう
ヒアルロン酸注射は、ヒアルロン酸を体内に注入することにより唇に厚みを持たせますが、
このヒアルロン酸は2〜3年かけてゆっくり体内に吸収されていきます。
よって効果は半永久的ではありません。
また、ヒアルロン酸はジェル状をしており、硬いもの、軟らかいもの等の種類がありますが、
唇に使用するヒアルロン酸は比較的柔らかい種類のものを使用するのが一般的です。
ヒアルロン酸では硬いものより柔らかいタイプの方が馴染みやすく、元にも戻りやすいので、
唇にヒアルロン酸を注入した場合にはおよそ3か月〜半年程で効果が無くなったように感じてしまうことがあります。
その為、唇の厚みをキープするためには定期的に施術を受けなければなりません。
内出血を起こす可能性がある
手軽な整形とは言え、針を唇に刺すので、手術中に針が唇の血管を傷つけてしまう可能性があります。
そうすると腫れが強く出たり、時には内出血を起こしてしまう場合もあります。
通常、内出血が出来てしまった場合には1〜2週間程かけて少しずつ内出血している部分の色が薄くなり、次第に綺麗に消えていきます。
痛みが強い
唇のヒアルロン酸注射は、他の部位と比べても痛みを感じやすい傾向にあるようです。
というのも、口は毒等、危険なものを感知する為に敏感になっているからです。
唇にヒアルロン酸注射を打つ場合で多いのが、注射を打つ前に麻酔クリームを塗ると言う手法ですが、
これだと注入時に痛みを感じてしまう場合も多いようです。
美容外科によってはより痛みを取り除く為にしっかりと麻酔をかけてくれるところもありますので、
痛みが気になる方は事前に調べたり、麻酔について医師と相談してから手術を行うようにすると良いです。
大きくなりすぎたりデザインが不自然になってしまうことがある
ヒアルロン酸注入では打つ場所や深さ、デザインのセンス等が求められます。
よって技術、経験の未熟な医師に当たるとヒアルロン酸を過剰に入れすぎた為に唇がたらこ唇のように大きくなり過ぎてしまったり、
唇の大きさが左右で不均一になっていたりと不自然な印象に仕上がってしまうことがあります。
こういった場合には、ヒアルロン酸を分解する注射を打つ、大きさが不均一な場合には後から、
もう一度ヒアルロン酸を注入してバランスを良くする等の改善方法があります。
しこりや凸凹が出来てしまう可能性がある
ヒアルロン酸を一部分に多く注入してしまった場合には箇所が凸凹したり、
ヒアルロン酸が吸収されずに残ってしまい、しこりが出来てしまうことがあります。
改善策としてはマッサージをしたり、時間を置くことで解決されることもありますが、
それでも改善しなかった場合にはヒアルロン酸を分解させる注射を打つことで凸凹やしこりを無くすことが出来ます。
その他、衝撃的な失敗例では、言語道断ですが手術中に医師が手を滑らせて針が唇に刺さってしまったなんていう例もありました。
唇のヒアルロン酸でメリットは?
手軽に受けることが出来る
ヒアルロン酸注入の手術はおよそ10分程で終了します。
なので忙しい方でも手軽に手術を受けることが出来ます。
術後の腫れや内出血も個人差はあるものの比較的少なく傷跡が目立ちにくいです。
術後にメイクが出来るのも嬉しいところで、料金ではヒアルロン酸の種類にもよりますが、
お安いものだと1本3万円程で受けられるところもあります。
ヒアルロン酸は元々、体内に存在しており、唇がふっくらと上に潤い、
唇の縦皺改善にも効果的な成分とされています。
ですので、ヒアルロン酸を注射することで、しばらくの間は唇に潤いの状態があるプルプルな状態になります。
今流行りのアヒル口になることも可能
上唇を縁取るようにヒアルロン酸を注入することでアヒル口にすることも可能です。
上唇に注入することで口角内側の唇の位置が下がる為に口角が上がったように見えてよりキュートな印象にすることが出来ます。
アレルギーの心配が無い
ヒアルロン酸は元々人の体の中に存在する成分です。
よってアレルギー反応が出る心配がほとんどありません。安心して手術を受けることが出来ます。
ですが、悪質な美容外科の中には持ちを良くする為にヒアルロン酸の中に持ちを良くするための製剤を入れているところもあるようです。
その場合にはアレルギー反応が出てしまう可能性もあります。
信頼出来る医師の元で手術を受けるのが賢明です。
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